新米は「栽培方法」で選ぶ!育て方の違いから見つけるお米選びガイド
特集
2026/09/07

新米を選ぶとき、「コシヒカリ」「ゆめぴりか」などの品種を気にする方は多いかもしれません。
でも、お米の違いは品種だけではありません。
・農薬や肥料をどのように使うのか。
・どんな土づくりをするのか。
・雑草とどう向き合うのか。
同じお米でも、田んぼの環境や生産者によって、育て方はさまざまです。
今回は、少し分かりにくい「栽培方法」について、難しい制度の話だけではなく、お米を選ぶときのひとつの視点としてご紹介します。

お米の育て方は、田んぼや生産者によってさまざま
お米づくりでは、田んぼの環境や気候、病害虫の発生状況などを見ながら、生産者がさまざまな方法を選んでいます
たとえば、
・農薬をどのように使うか
・肥料をどのように使うか
・雑草にどう対応するか
・どのように土づくりをするか
なども、その違いのひとつです。
農薬や化学肥料を使用する方法もあれば、農薬を全く使わない方法、できるだけ使用しない方法もあります。
除草剤だけでなく、アイガモなどの生物の力を借りて雑草や害虫を減らしたり、機械や手作業で雑草を取り除いたり、有機質肥料などを使って土づくりに取り組んだりと、その方法はさまざま。
栽培方法を知ることは、「このお米がどのように育てられたのか」を知ることでもあります。

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栽培方法を4つに分けて表示しています
こうしたお米の育て方を選ぶときの目安にできるよう、コメフルでは栽培方法を大きく4つに分けて表示しています。
有機JAS認証
JAS(日本農林規格)で定められた基準に沿って生産され、登録認証機関による検査・認証を受けた農産物です。
「有機」「オーガニック」と表示するためには、有機JASの基準を満たし、認証を受ける必要があります。
特別栽培農産物
その地域で一般的に行われている栽培方法と比べて、節減対象農薬の使用回数と化学肥料の使用量を、それぞれ慣行レベルの5割以下に抑えて栽培された農産物です。
農林水産省のガイドラインに沿って表示されます。
化学肥料・農薬低減栽培
有機JAS認証や特別栽培農産物には該当しないものの、農薬や化学肥料の使用を抑えるなど、環境への負荷を減らすことを意識した栽培方法です。
認証を取得していなくても、栽培履歴などから同等の取り組みが確認できるものも含めています。
一般栽培
上記3つに該当しない栽培方法です。
地域の気候や田んぼの状態、病害虫への対応、品質や収量などを考えながら、それぞれの生産者が栽培しています。

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栽培方法に「どれが一番いい」という正解はありません
ここまで見ると、
「農薬や化学肥料を使わない方がいいの?」
「有機JASのお米が一番いいの?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、栽培方法そのものに単純な優劣があるわけではありません。
田んぼの環境や気候、病害虫の発生状況は地域によって異なります。
安定してお米を育てるために農薬や肥料を適切に使用する生産者もいれば、手間や時間をかけて使用を抑える生産者もいます。
どの方法にも、その土地でお米を育てるための判断や工夫があります。
また、栽培方法だけでお米のおいしさが決まるわけでもありません。
品種はもちろん、気候や水、土壌、収穫時期、保管方法など、さまざまな要素がお米の味わいにつながっています。
だからこそ、栽培方法は「どのお米が一番いいか」を決めるものではなく、そのお米を知るためのひとつの情報として見てみてください。

気になる生産者のお米を見つけてみよう
いつもは品種や価格で選んでいるお米も、今年の新米は少し違うところを見てみませんか?
「農薬や化学肥料の使い方が気になる」
「認証のあるお米を選んでみたい」
「土づくりまでこだわっている生産者のお米を食べてみたい」
そんな自分なりの基準から選ぶのも、お米選びの楽しみ方のひとつです。
コメフルでは、栽培方法だけでなく、生産者がお米づくりで大切にしていることや、それぞれのこだわりも紹介しています。
品種だけでは見えてこない「どう育てられたか」にも目を向けながら、今年食べてみたい新米を探してみてください。
「自分に合うお米がわからない…」そんな方はお米診断がおすすめです!▼
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